上司部下関係でのコミュニケーションエラーには大きく分けて2つのタイプがあります。 1つのタイプは「感情マネジメント」のエラーです。 相手がどう思っているのか、どのようにしたら動いてくれるのか、 という相手のココロの動きをまったく考えず、一方的に自分の言いたいことを伝え、 ねぎらいの言葉などもない、といった事象に代表されます。 この問題に対しては、相手を認める『承認力』を高めることが解決の一つとなります。 もう1つのタイプは「ロジカルシンキング」のエラーです。 物事をロジカルに分解できないため、指示があいまいになるだけでなく、 自分自身も状況の理解が浅かったりします。 今までの産業医面談を通じての印象では、上司部下間の摩擦発生案件の3~4割は、 ロジカルシンキングのエラーによって引き起こされています。 ロジカルシンキングへの弊社のアプローチとしては、 ロジックツリーを作る訓練を2時間で行う研修があります。 自分の言いたいことをロジックツリーで整理し、 その内容を持ち時間を「10秒」もしくは「1分」と直前に設定された中で発表したり、 簡易なプロジェクトを行動ベースで分解していく、という訓練をとことん行っていきます。 実施後「部下とのコミュニケーションが円滑になった」という感想を いただくことが多い研修ですので、ご興味がありましたらご連絡ください。 << 前の記事へ 次の記事へ >> 衛生委員会ホットトピック 季節の話題 信じて得する心理学 サービス情報 「エリクシアレター バックナンバー」 TOPに戻る