年々、海外赴任者は増加しています。 特にアジア方面の赴任者はかなり増えています。 海外赴任においては、文化や言語、天候やインフラなどの物理的環境、民族、国民性など、 日本とは異なる環境で、近くに気軽に相談できる友人や親族がいない状況下で、 新たな職場での勤務が始まるということも少なくありません。 大きな変化が立て続けに重なります。 変化は良いものも悪いものもストレスになります。 その結果、メンタル不調を起こし、本帰国になってしまったり、 自殺に至ってしまう最悪のケースもあります。 これは駐在員本人だけでなく、帯同家族にも起こりえることです。 外務省が公表している「海外邦人援護統計」によると、 在外公館から報告があった日本人の 死亡者は、2017年は477人。 うち、自殺による死亡者は35人で、うち23人はアジアで起こっています。 海外赴任はステップアップの機会であり、今後を期待されていることを考えると、 大変大きな損失ではないかと思います。 また、海外赴任者に対して派遣元である企業には 安全配慮義務が課せられていることはご存知ですか? こちらは民法にはっきりと明記されています。 海外赴任者は治外法権ではありませんので、 この辺りも派遣元の企業は留意する必要があります。 そんな海外駐在員の支えとなるべくシンガポールで立ち上げた「ELIXIA SG PTE. LTD.」。 Director毛利由佳のインタビュー及びサービス紹介の記事が、 シンガポールの無料情報誌 AsiaX 2020元旦号 に掲載されます。 オンラインでも購読可能ですので、ぜひ一度御拝読下さい。 ホーム ◆ELIXIA SG とは 日本国内では50人以上の事業所は産業医を置くことや、 ストレスチェックが義務化されていたりと、 ここ最近特に働く人々へのメンタルケアが手厚くなっています。 ところが海外では、駐在員に関しては派遣元の会社に安全配慮義務があるにも関わらず、 サポート体制が整っていないところも少なくありません。 日本国内での異動よりも変化が大きく、ストレスが多いにも関わらず、 きちんとしたサポートがないことで苦しんでいる方々が多いのを目の当たりにし、 株式会社エリクシアのサポートをシンガポール、 ひいては周辺アジア諸国でもご提供することが出来たらと ELIXIA SG PTE.LTD.を設立しました。 少しでもお悩みのことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。 https://www.elixia.com.sg/about-us << 前の記事へ 次の記事へ >> 衛生委員会ホットトピック 季節の話題 信じて得する心理学 サービス情報 「エリクシアレター バックナンバー」 TOPに戻る