日頃、自分が自分にどんな声掛けをしているか、意識してみたことはありますか? 例えば、やる事の多さに圧倒されそうになっている時、あなたは自分にどんな声掛けをするでしょうか。 「こんな量は自分にはできっこない」 「私の能力では無理に決まっている」 「できない自分は何て弱くダメな人間なんだ」 このような言葉が頭をグルグルめぐっていたら、 『セルフコンパッション』を高めた声掛けに変えるチャンスです! 『セルフコンパッション』とは、直訳すると『自分への思いやり』。 自分の良い所も悪い所も受け入れ、自分への温かい感情を持つことを意味します。 よくある勘違いとして、「セルフコンパッション=自分を甘やかすこと」と捉える人がいますが、 決して甘やかすわけではありません。 誰かを励ますように、温かい言葉で自分も励ましてあげるのが『セルフコンパッション』です。 先ほど例示した場面、やる事に圧倒されそうになった時で言えば、下記のような声掛けになります。 「私なら大丈夫、きっとうまくやれる」 「1つ1つ取り組めば必ずやり遂げることができる」 「この経験は今後の自分の成長につながるはず」 こんな風に『セルフコンパッション』を意識した声掛けができると、 ストレス減少、精神的ダメージの回復、幸福感の向上など、非常に多くの効果が得られます。 もしこの先、気持ちが落ち込んでいる、困難な状況で心が折れそう、そんな場面に出会ったら、 『セルフコンパッション』を思い出し、自分に温かい励ましの言葉をたくさん掛けてあげましょう。 << 前の記事へ 次の記事へ >> 衛生委員会ホットトピック 季節の話題 信じて得する心理学 サービス情報 「エリクシアレター バックナンバー」 TOPに戻る