カウンセラーの相楽まり子です。メタ認知とは、自分の考え・気持ち・感覚を自分で観察したり調整したりする力です。感情に振り回されず戦略的に物事を考えられるため、仕事・人間関係・学習などのあらゆる場面で役立つ力です。ありがたいことにメタ認知はトレーニングで高めることが十分可能です。実際にメタ認知の向上に効果があったとされる具体的方法を2つご紹介します。 1. ピア・ティーチング方法:自分が学んだ内容を他者に教える効果:自分の理解度への気づきや思考の整理が進むポイント:一方的に教えるのではなく対話型にして相手の反応も見る 2. リフレクティブ・ジャーナリング方法:毎日10分程度、自分の行動や思考・感情を振り返って記録する効果:思考の客観視や行動改善が促進されるポイント:思いのまま自由に書くジャーナリングとは異なり、自分への問いかけを重視 どちらも簡単なトレーニングです。メタ認知に興味を持った方は、ぜひ取り入れてみてくださいね。 << 前の記事へ 次の記事へ >> 衛生委員会ホットトピック 信じて得する心理学 サービス情報 「エリクシアレター バックナンバー」 TOPに戻る