カウンセラーの相楽まり子です。 前回のメルマガに引き続き、今回もカウンセリングとコーチングの違いについて解説したいと思います。 ■手法の違い・カウンセリング悩みを深く掘り下げ、問題の根本的な原因を紐解いていく。相談者が話す内容に対する傾聴・共感・受容を重視。・コーチング目標達成に向けた行動計画の立案や実行をサポートしていく。相談者自身の気づきを促す質問、問いかけを重視。■フォーカスする時間軸の違い・カウンセリング主に過去から現在の話が中心。・コーチング主に現在から未来の話が中心。 なお、両者には共通点もあります。▷カウンセラーが一方的に教える形はとらないあくまでも相談者の中にある答えや力を引き出す▷相談者との間に信頼関係が必要 信頼関係の有無が成果に直結しやすい▷対話を通じて相談者の内面の成長を促す もし今後、メンタル面の課題で専門家への相談を検討することがあれば、自分が必要としているのが「カウンセリング」なのか、「コーチング」なのか、目的等に合わせて一旦吟味してみてください。この先、2つを上手に使い分けできる人が増えることを願っています。 << 前の記事へ 衛生委員会ホットトピック 信じて得する心理学 サービス情報 「エリクシアレター バックナンバー」 TOPに戻る