~逆境に強くなる「ソーシャルスキル」を伸ばす方法~ 2022.02.15

「ソーシャルスキル」とは、他者との良好な関係を築き、維持するための能力です。

働く上で、とりわけピンチや逆境に遭遇した時に、ソーシャルスキルが高い人は、

周りの人の力を得ながら、自分のレジリエンスをうまく発揮できると言われています。

ソーシャルスキルをもっと分解すると、下記の様な6つの要素に分かれます。

①「関係を始める力」:初対面の人と関係性を作るスキル

②「読み解く力」:相手の意図を受け取るスキル

③「主張する力」:自分の意思を相手に伝えるスキル

④「関係維持の力」:できあがっている関係性を維持するスキル

⑤「感情コントロール力」:他者との関りの中で、自分に生じる感情を調整するスキル

⑥「表現する力」:自らの意思を分かりやすい形にして相手に伝えるスキル

特に①「関係を始める力」②「読み解く力」③「主張する力」をトレーニングすると、

レジリエンスが高まり、メンタルヘルスも安定すると言われています。

例えば、①誰とでもすぐ打ち解けられる会話術を身に付ける

②相手の表情や仕草を注意深く観察して、どんな気持ちでいるのか想像してみる

③自分が傷つけられたと感じた時は、正直に相手に気持ちを伝えてみる

このようなトレーニングを繰り返すと、ソーシャルスキルが鍛えられ、逆境場面をしなやかに乗り越えられるようになるでしょう。

次回は「キャリアレジリエンス」の構成要素の3つ目

「新奇・多様性」について解説します♪

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