キャリアレジリエンスの構成要素の1つである「援助志向」とは、 「思いやりを持って人と接しよう」「他人に親切にしよう」という姿勢です。 日頃から援助志向が強い人は、逆境による悪影響が少なく、 むしろ、逆境をきっかけにキャリア形成が促進される、 という研究結果が、複数の論文で出ています。 人を思いやる精神が、結果として自分を強くしてくれている、 まるで歌詞にできそうな、素敵な考え方です。 一見、自分のレジリエンスとは関係なさそうな援助志向ですが、 他人のためでなく、自分のためにもなっていることを忘れないでおきましょう。 さて、今回で、全6回に分けてお伝えしてきたキャリアレジリエンスのお話は終了です。 ①問題対応力 ②ソーシャルスキル ③新奇・多様性 ④未来志向 ⑤援助志向 キャリアレジリエンスを構成するこの5つの中で、 これなら得意!と思う力はありましたか? 自分が得意な能力を日頃から意識しておけば、 キャリアレジリエンスを無理なく高めることができます。 自分のキャリアレジリエンスを上手に伸ばして、 ネガティブな仕事状況でも対処できる力を蓄えておきましょう! << 前の記事へ 次の記事へ >> 衛生委員会ホットトピック 季節の話題 信じて得する心理学 サービス情報 「エリクシアレター バックナンバー」 TOPに戻る