過重労働対策はできていますか? 2025.10.21

保健師の中川です。
厚労省は毎年11月を「過労死等防止啓発月間」と位置付けています。
皆さんは、働きすぎにより起こる様々なリスクをご存じでしょうか?
過重労働は疲労の蓄積をもたらし、脳・心臓疾患や
メンタル不調を引き起こす可能性を高めると言われています。
今回は、過重労働による健康障害を防ぐために
会社ができる対策をご紹介します。

■時間外・休日労働時間の削減
時間外労働は本来、臨時的な場合にのみ行われるものです。
労働時間を適正に把握し、労働基準法で定められている
時間外労働の上限規制(原則月45時間、年360時間)を必ず守りましょう。

■労働者の健康管理に係る措置の徹底

時間外・休日労働時間が月80時間を超え、かつ疲労の蓄積が認められる
労働者が申し出た場合は、医師による面接指導が義務付けられています。
また、厚労省の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」に基づき
職場のメンタルヘルス対策に取り組むことも重要です。

この機会に一度、過重労働防止対策を見直し、
適切な労働時間と健全な労働環境を守っていきましょう!

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