寒暖差疲労に気を付けましょう! 2025.09.16

保健師の高納です。
夏から秋にかけての季節の変わり目は、「寒暖差疲労」が
起こりやすい時期です。日中と朝晩の気温差が大きくなり、
体温調整を担う自律神経が過剰に働くため、身体に負担をきたします。
特に暖かさと寒さの両方を体感するような春や秋の時期は、
寒暖差の影響を受けやすいと言われています。

<主な症状>
・身体の不調:だるさ、疲労感、肩こり、頭痛、胃もたれ など
・心の不調:イライラ、不安感、落ち込み など

<対策>
■規則正しい生活を送り、自律神経を整える
急激な温度変化に対応できるよう、日常的に自律神経を
整えることが重要です。朝は日光を浴び、日中は適度に運動をし、
夜は質の良い睡眠をとる、といった基本的なことを意識しましょう。
また、入浴はシャワーのみで済まさずに、
湯船につかり体を芯から温めることも効果的です。

■身体を温める食材を摂り、寒暖差に適応する
身体を内側から温める効果があるものとして、生姜がおすすめです。
また、人参や大根などの根菜類は、消化に時間がかかり、
体温を維持しやすいとされています。そのほか、味噌、納豆などの
発酵食品も血行や代謝を良くする効果があります。

秋の寒暖差に負けないように、
規則正しい生活や食生活を意識していきましょう。

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