お弁当の食中毒予防のためにできること 2025.07.22

保健師の高納です。
夏は気温や湿度が高く、食中毒が増えやすくなります。
職場にお弁当を持って行ったり、
家族のためにお弁当を作ったりする方も多いと思いますが、
普段から食中毒予防のために気をつけていることはありますか?
今回は、お弁当作りで気をつけるべきポイントを3つご紹介します。

■食中毒予防の三原則
①付けない
菌を食べ物に付着させないために、基本的なことですが、
調理器具や食器用スポンジ、シンクなどを清潔に保ち、
食材を取り扱う前後はしっかり手洗いを行いましょう。
また、お弁当箱を洗う際は、ふたのパッキンを外し、
すみずみまで清潔に保つことが大切です。

②増やさない
25℃以上になると食中毒の菌は活発に繁殖してしまいます。
菌を繁殖させないために、持ち運びには保冷材や保冷バッグを活用し、
職場に着いたら冷蔵庫に入れて置くとよいです。

③やっつける
多くの細菌は、75℃以上で1分以上加熱することで死滅します。
そのため、食材の中心部までしっかり加熱して調理し、
お弁当を食べる直前には、電子レンジで再加熱をしましょう。

食中毒予防の三原則を守り、安全においしく食事を楽しみましょう。

<< >>

  • 衛生委員会
    ホットトピック

  • 信じて得する
    心理学

  • サービス情報

「エリクシアレター バックナンバー」
TOPに戻る