保健師の高納です。夏は気温や湿度が高く、食中毒が増えやすくなります。職場にお弁当を持って行ったり、家族のためにお弁当を作ったりする方も多いと思いますが、普段から食中毒予防のために気をつけていることはありますか?今回は、お弁当作りで気をつけるべきポイントを3つご紹介します。 ■食中毒予防の三原則①付けない菌を食べ物に付着させないために、基本的なことですが、調理器具や食器用スポンジ、シンクなどを清潔に保ち、食材を取り扱う前後はしっかり手洗いを行いましょう。また、お弁当箱を洗う際は、ふたのパッキンを外し、すみずみまで清潔に保つことが大切です。 ②増やさない25℃以上になると食中毒の菌は活発に繁殖してしまいます。菌を繁殖させないために、持ち運びには保冷材や保冷バッグを活用し、職場に着いたら冷蔵庫に入れて置くとよいです。 ③やっつける多くの細菌は、75℃以上で1分以上加熱することで死滅します。そのため、食材の中心部までしっかり加熱して調理し、お弁当を食べる直前には、電子レンジで再加熱をしましょう。 食中毒予防の三原則を守り、安全においしく食事を楽しみましょう。 << 前の記事へ 次の記事へ >> 衛生委員会ホットトピック 信じて得する心理学 サービス情報 「エリクシアレター バックナンバー」 TOPに戻る