カウンセラーの相楽まり子です。 前回に引き続き、幸福感を生み出す4つの幸せホルモン「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」「エンドルフィン」について解説していきます。 今回は「エンドルフィン」についてです。 エンドルフィンは別名「快楽ホルモン」とも呼ばれており、「緊張の緩和」「気分の高揚」といった幸福感を生み出します。痛みを感じた時の鎮痛作用や、精神ストレスを和らげるなど、心身共にケアしてくれるホルモンで、近年研究が進められています。 エンドルフィンには複数の種類があり、中でもβ‐エンドルフィンと呼ばれる物質が有名です。β‐エンドルフィンは、ジョギングや水泳などの有酸素運動を行った時に、通常より多く分泌されることが分かっています。 激しい運動をした後に、体は疲れていても気分がなぜか爽快になるのは、このβ‐エンドルフィンの働きが関係すると言われていますよ。 今回解説した「エンドルフィン」を始め、以前のコラムで解説してきた「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」、4つの幸せホルモンが合わされば、さらに効果的に働くことが期待できます。幸せホルモンが分泌される習慣を生活に取り入れて、小さな幸福感をたくさん生み出していきましょう。 << 前の記事へ 衛生委員会ホットトピック 信じて得する心理学 サービス情報 「エリクシアレター バックナンバー」 TOPに戻る