「ソーシャルスキル」とは、他者との良好な関係を築き、維持するための能力です。 働く上で、とりわけピンチや逆境に遭遇した時に、ソーシャルスキルが高い人は、 周りの人の力を得ながら、自分のレジリエンスをうまく発揮できると言われています。 ソーシャルスキルをもっと分解すると、下記の様な6つの要素に分かれます。 ①「関係を始める力」:初対面の人と関係性を作るスキル ②「読み解く力」:相手の意図を受け取るスキル ③「主張する力」:自分の意思を相手に伝えるスキル ④「関係維持の力」:できあがっている関係性を維持するスキル ⑤「感情コントロール力」:他者との関りの中で、自分に生じる感情を調整するスキル ⑥「表現する力」:自らの意思を分かりやすい形にして相手に伝えるスキル 特に①「関係を始める力」②「読み解く力」③「主張する力」をトレーニングすると、 レジリエンスが高まり、メンタルヘルスも安定すると言われています。 例えば、①誰とでもすぐ打ち解けられる会話術を身に付ける ②相手の表情や仕草を注意深く観察して、どんな気持ちでいるのか想像してみる ③自分が傷つけられたと感じた時は、正直に相手に気持ちを伝えてみる このようなトレーニングを繰り返すと、ソーシャルスキルが鍛えられ、逆境場面をしなやかに乗り越えられるようになるでしょう。 次回は「キャリアレジリエンス」の構成要素の3つ目 「新奇・多様性」について解説します♪ << 前の記事へ 次の記事へ >> 衛生委員会ホットトピック 季節の話題 信じて得する心理学 サービス情報 「エリクシアレター バックナンバー」 TOPに戻る