最近よく耳にする「心理的安全性」という言葉をご存知ですか。 仕事で成果を上げるチーム程、この「心理的安全性」が高いと言われています。 心理的安全性とは、「他者からの反応に怯えたり、羞恥心を感じたりすることなく、自然体の自分をさらけ出すことができる状態かどうか」を意味します。 では、自分の働く環境の心理的安全性は高いだろうか?低いだろうか? 気になった皆さんは、仕事上で何かミスが起きた場面を思い浮かべてみましょう。 起きたミスをいつまでもネチネチと責める上司。 些細な1つのミスも許されない職場の雰囲気。 ミスをできるだけ隠ぺいしようとする風土。 このような職場は、心理的安全性が低い職場です。 逆に、ミスを発見、報告したことが受け入れられる雰囲気。 ミスをチーム全体でフォローしようとする姿勢。 再び同じようなミスが起こらないためにはどうすればよいのか、率直に意見を出し合える環境。 このような職場は、心理的安全性の高い職場です。 ある実験によると、成果を上げているチームほど、ミスが多かったというデータがあるそうです。 これは、成果を上げているチームは、心理的安全性が高く、「ミスの報告ができるチーム」であるからだと言えます。 一方、成果が上がらないチームほど、何らかの理由で「ミスの報告ができないチーム」であり、心理的安全性が低かった、とも言えます。 誰もがミスはしたくないでしょう。 しかし、残念ながらミスは起こるものです。 さて、あなたの職場でミスが起きた時は、どんな対応をしていますか? 一度、みんなで振り返ってみることをお勧めします。 << 前の記事へ 次の記事へ >> 衛生委員会ホットトピック 季節の話題 信じて得する心理学 サービス情報 「エリクシアレター バックナンバー」 TOPに戻る