ミスの取扱いと「心理的安全性」 2021.8.24

最近よく耳にする「心理的安全性」という言葉をご存知ですか。

仕事で成果を上げるチーム程、この「心理的安全性」が高いと言われています。

 

心理的安全性とは、「他者からの反応に怯えたり、羞恥心を感じたりすることなく、自然体の自分をさらけ出すことができる状態かどうか」を意味します。

 

では、自分の働く環境の心理的安全性は高いだろうか?低いだろうか?

気になった皆さんは、仕事上で何かミスが起きた場面を思い浮かべてみましょう。

 

起きたミスをいつまでもネチネチと責める上司。

些細な1つのミスも許されない職場の雰囲気。

ミスをできるだけ隠ぺいしようとする風土。

このような職場は、心理的安全性が低い職場です。

 

逆に、ミスを発見、報告したことが受け入れられる雰囲気。

ミスをチーム全体でフォローしようとする姿勢。

再び同じようなミスが起こらないためにはどうすればよいのか、率直に意見を出し合える環境。

このような職場は、心理的安全性の高い職場です。

 

ある実験によると、成果を上げているチームほど、ミスが多かったというデータがあるそうです。

これは、成果を上げているチームは、心理的安全性が高く、「ミスの報告ができるチーム」であるからだと言えます。

一方、成果が上がらないチームほど、何らかの理由で「ミスの報告ができないチーム」であり、心理的安全性が低かった、とも言えます。

 

誰もがミスはしたくないでしょう。

しかし、残念ながらミスは起こるものです。

 

さて、あなたの職場でミスが起きた時は、どんな対応をしていますか?

一度、みんなで振り返ってみることをお勧めします。

 

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